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  • 2007/06/29(金) 13:38:24


「月給百円」のサラリーマン―戦前日本の「平和」な生活 「月給百円」のサラリーマン―戦前日本の「平和」な生活
岩瀬 彰 (2006/09)
講談社

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大学に今日1講目に
講義があると思って行ったら

1講目休校

2講目受けて無い

のコンボ受けまして。
すっごい虚しさを感じながら
午前中ずっと暇だったので
いつものニュース系Web巡回を一通りして

図書館で雑誌を数誌読んで
それでもまだ時間があったので
新刊コーナーの本読んでました。


で、読んだのがタイトルの本
サイドバーに表示されるヤツですよ


内容は大正~昭和初期の日本人のお財布状況を中心に
生活を現代に照らし合わせていくというもの。

面白いね
すごい面白い

日本人がこの100年間で何も変わって無いというのが
よーく判った

中でも面白かったのが
僕自身大学生だからというのも有るけど
就職率のネタだね

ちょっと自分なりに要約してみると

昭和一桁台は
大正の第一次世界大戦バブルの求人難と
そのバブル後の就職難
又、その頃の高等教育機関の乱立も相まっての空前の就職難の時代。
その頃に作られた有名な映画「大学は出たけれど」の世界。

昭和10年~13年頃になると
景気が一気に拡大し
就職難が一変して求人難になる。

理系が先で数年遅れて文系学生にも求人が殺到する。

それは、昭和7年に建国された満州国
建国されたばかりの国の
都市インフラ建設のためにエンジニアが
その後それを管理するための文系管理者が大量に雇われた為だ。

しかし満州に就職した人たちは10年弱程度で
会社自体が無くなってしまう
日本が戦争に負けたので満州自体が無くなった為だ



さて、ここまでざっと書いて
気がついた方の方が多いとは思うけど
現代と全く同じじゃないか・・・
似てるって話じゃない完璧に同じだよ・・・


バブル崩壊後の就職難も
中国(満州)関連で一気に求人が伸びてるのも同じ
そしてその中国での生産に相当数の日本人が関わり
数十年で中国が崩壊しそうと言うのもすっごい似てる。(どうなるかわからんけどね)

歴史は繰り返すものだねぇとつくづく思ったよ・・・



そして就職の安易さに安心した学生たちは
現代の学生と同じように
テストは優秀性のノートのコピー(ガリ版印刷)で済ませたり
講義をさぼったりなどどんどん堕落していく

しかしその学生の章の最後の一文がすごく興味深い


>このダメ学生たちも数年後には軒並み戦地に送られたはずだ


軍隊生活で根性叩きなおされたのが高度成長を支えたみたいね

するとそんなこと起こりそうも無い
現代の自分も含めダメ学生満載の
この世の中はどうなるんだろう?

怖いね実に怖い





学生ネタの他にも
大正時代での女性の社会進出というか
ワーキングウーマンが全然普通だった事とか

今で言う援助交際が70年前に
スタイルも金額も変わらず合ったとか

全体としてなかなか面白いネタ満載なので
新書だし小一時間程度で読めると思うので
ちょっと読んで見ていただくと面白いかと思います
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